出産祝いというものは、自分が実際に出産してみると何がありがたくて何が迷惑であったのかよく理解できるものです。最近では晩婚化の傾向もあり、出産祝いを渡さなければならないような状況に至るまでには物事を経験し、相手の気持ちに沿うということができる年齢になっている人も多くなっています。ところが、まだ高校在学中に10代で若くして友人が妊娠したりすると、赤ちゃんを見に来てと言われても、出産祝いはおろか手土産も持たずに手ぶらで本当に赤ちゃんを見に行くだけ見に行ってしまったという話もよく聞かれます。お祝いをするというような感覚はなく、ただいつも通りに友人と遊ぶ感覚で出かけてしまうのです。後程、自分が結婚してみて妊娠出産した時に、その時の友人への無礼さを後悔したりするものですが、そのようなことがないようある程度の常識は身につけておきたいものです。

また、親戚や友人が妊娠出産すると、何かしらのお祝いをしなければならないという知識があっても、そのお祝いの内容が独りよがりにならないように気を付けなければなりません。よく耳にするのは、せっかく赤ちゃんのためにと洋服を友人がくれたのに、気持ちは嬉しいけれど全く趣味ではない洋服だったという話です。赤ちゃんのものは、子供が喜びそうなキャラクターがデザインされている物も多く、うっかり自分の好みでそのような洋服を選んでしまうと全く着てもらえないような状況にもなりかねません。そのような事態を避けるために親しい間柄なら、あらかじめどのようなものが欲しいのか、出産祝いの希望をきくことがベストです。あらかじめ希望を知っておくことで、相手が本当に必要としている物がわかるし趣味が違って使ってもらえないというようなトラブルも避けることができます。また、他の人からもたくさんのお祝いをもらうことが想像できるため、他のひとと同じようなものを送ってしまうことも避けることができます。それほど親しくなく、あらかじめ希望がきけないような場合には現金を包むことも喜ばれます。出産祝いには、内祝いを後程返さなければならないというしきたりがあるため、現金でのお祝いがあるとその内祝いの費用に現金を充てることができるからです。

出産祝いを渡すというような状況は人生においてそれほど数多くあるものではないので、もし何かお祝いをしなければならないという場合には自分の気持ちではなく、相手の気持ちを一番に考えて用意することが後程の人間関係にも良い影響を与えます。

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